靴用の防水スプレー最強おすすめランキングは？スニーカーマニアが解説！

あなたはスニーカーをおろす前にしっかりと防水スプレーをしていますか？

防水スプレーって雨や水だけじゃなく、汚れからもスニーカーを守ってくれるんですよ。

スニーカーには、防水スプレーをしない、いらいないと思っている方も、キレイな状態を維持したいと思うのなら使うべきです。

今回は、スニーカーにおすすめな靴用の防水スプレーを紹介します。

紹介する５つの防水スプレーは、雑誌やネットで調べたり、スニーカーショップの店員さんから教えてもらったり、実際に自分でも使ってみたりした中から選んだモノです。

どれもコスパが良く、最強と言われる防水スプレーなので、紹介するモノの中から１つ選んで使ってもらえれば、失敗はしないと思います。

また、防水スプレーの選び方や正しい使い方なども解説しているので、参考にしてみてください。

まずは、なぜスニーカーに防水スプレーを使う必要があるのか？防水スプレーの効果についてカンタンに説明していきますね。

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防水スプレーの効果は汚れや水からスニーカーを守る

防水スプレーをスニーカーに吹きかけることで、汚れが付きにくくなります。

もし、汚れが付いてしまっても、落としやすくなるのでキレイな状態をキープしたい方におすすめです。

さらに、シミやカビ、傷むことを防ぐ効果もあります。

防水スプレーの効果をまとめると、

防水スプレーには、撥水性（水を弾く力）と、撥油性（油を弾く力）の働きがあるので、上記のようなスニーカーを守る効果があります。

※撥油性＝はつゆせい

あなたが大切なスニーカーを汚れからできる限り守りたいと思うなら、防水スプレーをすることをおすすめします。

キレイな状態をできる限り維持するために。

▼ 防水スプレーの効果をもっと詳しく知りたい方におすすめの記事

失敗しない防水スプレーの選び方

防水スプレーを選ぶポイントは4つです。

※この記事で紹介するおすすめの防水スプレーは、上記の選ぶポイントをもとに選定しています。

上記の4つのポイントに注意すれば、失敗することなく防水スプレーを購入することができるので、ぜひ参考にしてみてください。

それでは、各ポイントを詳しく説明していきます。

防水スプレーの種類

靴やスニーカーには、フッ素か有機の防水スプレーがおすすめです。

なお、防水スプレーは、大きく分けて以下の3種類あります。

※防水スプレーの種類は、使われている成分で分類されます。

靴に使うなら、フッ素か有機の防水スプレーを使うことをおすすめします。

理由は、フッ素と有機は通気性が高く、シリコンは通気性が低い特徴があるからです。

革などのデリケートな素材に、シリコンの防水スプレーを使うと、変色やシミ、傷みの原因になります。

防水スプレーの種類を比較

効果 / 成分	フッ素	有機	シリコン
撥水性	〇	〇	◎
撥油性	〇	〇	×
通気性	〇	〇	×
持続性	△	△	〇

靴やスニーカーの素材

防水スプレーを使えない素材があります。

革やスエード・ヌバックなどの繊細な素材やパテント（エナメル）・爬虫類の皮革などの特殊な素材は、使用できない防水スプレーがあるので注意してください。

変色やシミ、傷みなどのトラブルの原因に繋がる可能性があります。

各メーカーの防水スプレーには、必ず使用できる素材が記載されているので、確認をしておきましょう。

速乾性

防水スプレーによって速乾性に違いがあります。

※速乾性とは、乾くまでの時間です。

乾燥させるのに通常だと12～24時間ほど必要ですが、速乾性が高いモノだと1時間で乾きます。

速乾性が高いと、急な雨などの緊急のときに便利です。

例えば、新しいスニーカーをおろすとき、前日までに防水スプレーを吹きかけるのを忘れてしまった場合。

速乾性が高いモノなら、おろす当日に使ってもすぐに乾くので、スニーカーを履くことができます。

容量

防水スプレーの容量は、200ml前後が一般的なサイズで、400mlが大きいサイズです。

レギュラー：200ml
ラージ　　：400ml

汚れや水分からスニーカーを守りたい方は、400mlをおすすめします。

防水スプレーは1～2日で効果が半減すると言われているので、こまめに防水スプレーを吹きかけることで効果を維持することができるからです。

スニーカーにおすすめの防水スプレー5選

商品画像
商品名	リペル	レジスタント バリアー	アメダス	スニーカー ウォーター リペレント	ウォーター ストップ
種類	有機	フッ素	フッ素	フッ素	フッ素
タイプ	ミスト	ガス	ガス	ガス	ガス
容量	159.7ml	200ml	420ml	420ml	400０ml
持続期間	4週間	4週間	1〜2週間	1〜2週間	1〜2週間
乾かす時間	1日	12時間	12時間	12時間	12時間

上の表は、スニーカーにおすすめな防水スプレーです。

この5つの防水スプレーは、Amazonや楽天市場、SNSなどの評判と口コミも良く、僕も実際に使ってみて良かったと感じたモノです。

どの防水スプレーを購入すればいいのか分からないという方は、この中から選べば失敗することはないと思います。

それぞれ比較してみて、自分に合った防水スプレーを選ぶ参考にしてみてください。

シリコン系の防水スプレーは、革の劣化やシミ、変色する原因となり、スニーカーには合わないので含まれていません。

俺のスニーカー編集部がおすすめする5つの防水スプレーを、それぞれ詳しく紹介していきます。

ジェイソンマーク REPEL

商品の詳細

商品名	REPEL（リペル）
メーカー	ジェイソンマーク
タイプ	ミスト
成分	・有機溶剤（天然素材） ・合成ポリマ
内容量	159.7ml
持続期間	約4週間
乾かす時間	1日
足数（目安）	10〜12足

使用できる素材

素材	使用
天然皮革	◯
合成皮革	◯
キャンバス生地	◯
ナイロン	◯
スウェード	◯
ヌバック	◯
パテント（エナメル）	×
爬虫類の皮革	×

身体にも環境にも優しいジェイソンマークの防水スプレー！
なぜなら、原料に天然素材を使っているからです。

ミストタイプなので、乾くまでに時間はかかりますが、ガスタイプよりも効果の続く期間が長く、水や汚れを防ぐ力が強力です。

クレッププロテクト RESISTANT BARRIER

商品の詳細

商品名	RESISTANT BARRIER （レジスタントバリアー）
メーカー	クレップ
タイプ	ミスト
成分	・石油系溶剤 ・フッ素系撥水剤 ・LPG
内容量	200ml
持続期間	約4週間
乾かす時間	約12時間
足数（目安）	2〜3足

使用できる素材

素材	使用
天然皮革	◯
合成皮革	◯
キャンバス生地	◯
ナイロン	◯
スウェード	◯
ヌバック	◯
パテント（エナメル）	×
爬虫類の皮革	×

下の公式動画で、圧巻の防水力を見てください。

世界中の有名なスニーカーショップが取り扱っているイギリス発のシューケアブランドのクレッププロテクト。

クレップの防水スプレーは、コーティング力がかなり強力です。

マーキープレイヤー SNEAKER WATER REPELLENT

商品の詳細

商品名	SNEAKER WATER REPELLENT （スニーカー ウォーター リペレント）
メーカー	マーキープレイヤー
タイプ	ガス
成分	・フッ素樹脂 ・石油系炭化水素
内容量	420ml
持続期間	約1～2週間
乾かす時間	約12時間
足数（目安）	5〜7足

使用できる素材

素材	使用
天然皮革	◯
合成皮革	◯
キャンバス生地	◯
ナイロン	◯
スウェード	◯
ヌバック	◯
パテント（エナメル）	×
爬虫類の皮革	×

人気スニーカー系YouTuberのSOSHI-Netさんも動画内で絶賛していた防水スプレーです。

コロンブス AMEDAS（アメダス）

商品の詳細

商品名	ANEDAS （アメダス）
メーカー	コロンブス
タイプ	ガス
成分	・フッ素樹脂 ・石油系炭化水素
内容量	420ml
持続期間	約1～2週間
乾かす時間	約12時間
足数（目安）	5〜7足

使用できる素材

素材	使用
天然皮革	◯
合成皮革	◯
キャンバス生地	◯
ナイロン	◯
スウェード	◯
ヌバック	◯
パテント（エナメル）	×
爬虫類の皮革	×

靴だけでなく傘やカッパ、アウターなどにも使える汎用性の高い防水スプレーです。

コロニル ウォーターストップ

商品の詳細

商品名	ウォーターストップ
メーカー	コロニル
タイプ	ガス
成分	防水剤、炭化水素系溶剤、ナフサ ブタン、プロパン、ジメトキシメタン 酢酸ブチル、メタノン
内容量	400ml
持続期間	約1～2週間
乾かす時間	約12時間
足数（目安）	4〜6足

使用できる素材

素材	使用
天然皮革	◯
合成皮革	◯
キャンバス生地	◯
ナイロン	◯
スウェード	◯
ヌバック	◯
パテント（エナメル）	◯
爬虫類の皮革	×

ほとんどのメーカーの防水スプレーは、パテントレザー(エナメル)には使用できません。しかし、コロニルのウォーターストップは、パテントレザー(エナメル)にも使用できる防水スプレーです。

エアジョーダン11を何足か持っている自分としては、とても助かる防水スプレーです。

Amazonと楽天市場の防水スプレー人気ランキング

多くの人が利用するAmazonや楽天市場では、どんな防水スプレーが人気なのか気になる方もいるのではないでしょうか。

Amazonの防水スプレーランキング

Amazonの売れ筋ランキングは、更新頻度が高いので、常に最新の情報を得ることができます。

また、プライム会員に入ると、送料が無料で1～2日で配送されます。

※プライム会員とは、Amazonの有料会員のことです。

楽天市場の防水スプレーランキング

Amazonと違い、送料がかかる場合があるので、商品を購入する際は、送料に注意したほうがいいです。

楽天市場のランキングは、靴用の防水スプレーだけを対象にしていません。
すべての防水スプレーを対象してるので、靴の使用には不向きな防水スプレーも混ざっています。
もし、ランキング内の防水スプレーが靴に使えるかどうか迷ったときは、この記事の前半で紹介した「防水スプレーの選び方」を参考にしてみてください。

防水スプレーの正しい使い方

ここでは、防水スプレーの正しい使い方を紹介します。

防水スプレーって、ただかければいいってもんじゃないんですよ。せっかく防水スプレーをしても、間違った使い方をするとシミができたり、変色したりする可能性が・・・

なるべくキレイな状態でいてほしいから防水スプレーをしたのに、シミや変色したら本末転倒ですよね。

防水スプレーの正しい使い方を覚えて、水や汚れからスニーカーを守りましょう。使う手順はつぎの通りです。

それぞれの工程のポイントや注意点を紹介していきます。

① スニーカーの汚れを落とす

汚れた状態のスニーカーには、防水スプレーを使用しない！

汚れも一緒にコーテイングされてしまうので、必ずシューズをキレイにしてから防水スプレーをしてください。

新しいスニーカーをおろして履く前は、防水スプレーのゴールデンタイムです。おろす前に必ず防水スプレーをすることで、その後の手入れが楽になります。

できれば、シューレース（靴紐）を外してから防水スプレーをするとシュータンなどアッパー全体にもかかるので効果的です。

ブラッシングをするときに使うブラシに迷ったら、つぎの記事を参考にしみてください。

② 防水スプレーを靴全体にかける

防水スプレーをスニーカーから30センチくらい離して、表面全体に2～3秒かける！

かける目安としては、軽くしっとりするくらいです。

防水スプレーを1度に多く吹きかけたからといって効果が上がるわけではありません。

1度に吹きかけ過ぎると、むしろスニーカーの素材に負担がかかります。

サプリなどの健康食品もたくさん飲んだからといって、効果は上がりませんよね。むしろ身体に悪い。防水スプレーも同じです。

③ スニーカーを乾かす

スニーカーに防水スプレーを吹きかけた後は、風通しの良い場所で12時間は乾燥させることが重要です。

スニーカーの表面に、防水スプレーの液体が浸透するのに時間がかかります。

完全に乾いていないと防水スプレーの効果は発揮されません。

裏ワザで、扇風機やサーキュレーターを使って乾かすのもアリですよ。6月みたいに湿気が多い時期はかなり使えます！

④ 2～3回繰り返す

「防水スプレーをして乾かす」を繰り返す！

「スプレーをかける → 乾かす」を2～3回繰り返すことによって、防水スプレーの効果が高まります。上塗りしてコーテイングが強化されていくイメージです。

「防水スプレーの正しい使い方」をもっと詳しく知りたい方におすすめ！

今回、紹介した防水スプレーの使い方よりも、さらに詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください。

防水スプレーを使用する頻度・間隔

スニーカーの汚れを徹底的に予防するには、3日に1回が理想です。

防水スプレーの効果は、1～2日で半減すると言われています。

とは言っても、3日1回だとかなりの手間だと思うので、以下を目安にしてみてください。

防水スプレーをかける頻度は、そのスニーカーを履く回数にもよりますが、できれば1～2週間に1回は吹きかけるのをおすすめします。

防水スプレーを使うときの注意点

防水スプレーを使うときの注意点をまとめてみました。

汚れを落としてから防水スプレーをする

防水スプレーの使い方でも紹介しましたが、新しいスニーカーでも、すでに履いているスニーカーでも、汚れを落としてから防水スプレーをしましょう。

スニーカーの汚れを落とすには、つぎの３つのシューケア用品がおすすめなので、ぜひ参考にしてみてください。

俺のスニーカー編集部としては、汚れの範囲や程度、素材などによって使い分けるのを推奨します。

「スニーカー用のクリーナー」で汚れを落とす

スニーカーの汚れには専用のクリーナー（洗剤）を使えば、色落ちや素材が痛むなど気にすることなく汚れを落とすことができます。
ただし、スニーカーの素材によっては、使用できないクリーナーもあるので要注意！

「クリーナーシート」で汚れを落とす

持ち運べるが最大の特徴！
スニーカーが汚れた瞬間にクリーナーシートで拭くことができます。
ただし、ガッツリした汚れには向いていません。

「スニーカー専用の消しゴム」で汚れを落とす

スニーカー専用の消しゴムは、インソールやアッパー（スニーカーの表面）のちょっとした汚れを落とすのにおすすめ！
ただし、使用できない素材もあるので注意が必要です。

防水スプレーは喚起の良い場所で使う

防水スプレーは、基本的に身体に良いモノではありません。

必ず喚起されている場所で行ってください。室内はNGです。

僕の場合、外に新聞紙を敷いて、その上にスニーカーを置いて防水スプレーをかけています。

ちなみに、風が強い日は避けます。防水スプレーが風に流されて、スニーカーにうまくヒットしないからです。風向きによっては、自分の方向へ飛んできて、吸い込んでしまう危険もあります。

スニーカーの内側と靴底は防水スプレーをしない

スニーカーのスニーカーの内側と靴底は、防水スプレーを吹きかけてはいけません。

内側に防水スプレーをすると、通気性がなくなり蒸れやすくなり、靴底にかけてしまうと滑りやすくなるからです。

ちなみに、スニーカー靴底のことを「アウトソール」と呼びます。

防水スプレーを使ってはいけない素材

パテント（エナメル）素材のスニーカーには、フッ素系でも有機系でも防水スプレーを使うのは基本的にNG！

パテント部分が剥がれたり、シミがついたり、ベタついたりする可能性があるからです。

一般的には、パテント（エナメル）素材をキレイにする専用の液を使い、布で拭いて汚れを落とします。

ちなみに、パテント（エナメル）素材のスニーカーに対応している防水スプレーもあります。

コロニルのウォーターストップという防水スプレーなら、パテント（エナメル）素材のスニーカーにも使用できます。

まとめ

スニーカーが好きなのには、人それぞれ理由があると思います。

大好きなスニーカー。もはや恋人と同じですね（笑）

恋人を大切にするのと同じように、水や汚れから守るために防水スプレーをして大切にしてください。

スニーカーも恋人のように大切に。