今回は、スニーカーを保管するときに必要な乾燥剤・除湿剤を紹介するよ!
あなたは、スニーカーを保管するときに乾燥剤・除湿剤を使ってますか?
湿気は、カビや加水分解の原因となります。
そんなスニーカーの天敵となる湿気からスニーカーを守るために役立つのが乾燥剤・除湿剤です。
もしあなたが、つぎのように思いがあるのなら、スニーカーを保管するときに乾燥剤・除湿剤を使ってみてはいかがでしょうか?
- キレイな状態をキープしたい!
- スニーカーを長持ちさせたい!
- 加水分解を防ぎたい!
- 靴の中の臭いが気になる!
僕も大切なスニーカーをできるだけ長持ちさせたいので、1足1足に乾燥剤を入れています。
乾燥剤・除湿剤といっても、商品によって原料や性質がまったく違うし、いろいろな種類があり過ぎて「どれを選べばいいのか分からない!」なんてことになるかと思います。
そこで今回は、スニーカーの保管におすすめな乾燥剤・除湿剤を3つに厳選して紹介します。
スニーカーの保管に乾燥剤・除湿剤って必要なの?
乾燥剤・除湿剤は、スニーカーを保管するときに必須のアイテムです。
湿気は、スニーカーの天敵!カビや加水分解を促進させる原因となります。
加水分解とは、スニーカーに使われている素材と水が反応してボロボロになってしまう現象です。
完全に防ぐことはできませんが、しっかりと保管すれば遅らせることはできます。
乾燥剤・除湿剤の働き
乾燥剤・除湿剤は、空気中の水気(湿気)を引き寄せて吸収する働きがあります。
スニーカーを購入したときの箱や保管ボックス、保管専用のパック、ジップロックなどで保管している場合は、その中に乾燥剤・除湿剤を入れて、湿気が溜まらないようにしましょう。
湿気バスターズ!
乾燥剤・除湿剤の種類
乾燥剤・除湿剤といっても、商品によって使われてる原料や性質に違いがあります。
下に挙げているのが、乾燥剤や除湿剤に使われている主な素材です。
- シリカゲル
- 塩化カルシウム
- 珪藻土(けいどそう)
- 天然素材
この中で、スニーカーの保管におすすめな乾燥剤・除湿剤は、繰り返し使えるシリカゲル、半永久的に使える炭です。
石灰石や塩化カルシウムは、吸水容量に達し吸湿性が失われたあとは、使えなくなってしまいます。
それぞれの特徴を、カンタンに紹介していきますね。
シリカゲル
シリカゲルは、高純度の二酸化ケイ素という成分が集まってできています。
見た目は、ビーズのような透明と青の粒が混じったような乾燥剤。
粒1つ1つが湿気を吸収してくれます。
天日干しなどをして乾燥させれば、再利用が可能なのでコスパがいいです。
また、安全性も高いので、幅広い用途で使えます。
いろいろなところでよく使われている乾燥剤です。
石灰石
石灰石は、酸化カルシウムで強いアルカリ性の成分。
白い粒上で、湿気を吸収すると体積が約3倍までに膨張するので、袋はパンパンになります。
粒上だった中身は粉末に。
湿気の吸収力が良く、コストが安いのでシリカゲルと同じくらい使われている乾燥剤です。
再利用できません。
塩化カルシウム
吸水力に優れていて、シリカゲルの3倍もの吸水力があると言われています。
湿気を吸収すると、液化する(水になる)のが特徴です。
押し入れやクローゼットの中で置く用に、主に使われています。
再利用はできません。
珪藻土(けいそうど)
珪藻土は、植物性プランクトンの珪藻の殻が化石になったモノです。
主な成分は、二酸化珪素。
珪藻土に空いている無数の小さな穴が、湿気を吸い取ってくれます。
また、自然素材でできているので安全性も高く、天日干しをすることで繰り返し使うことが可能です。
天然素材
化学物質ではなく、樹木など天然素材を原料とした乾燥剤もあります。
炭は、よく使われる天然素材です。
炭には、顕微鏡で見なければ分からないほど小さな穴が無数にあいています。
その穴が湿気を吸い取ってくれるのです。
また、炭には脱臭効果もあり、さらに半永久的に使えます。
おすすめの乾燥剤・除湿剤3選
スニーカーを保管するときに、おすすめな乾燥剤・除湿剤を厳選して紹介します。
Amazonや楽天での評価も高く、僕も実際に使ってみて効果があるなと感じている乾燥剤・除湿剤です。
すべて繰り返し使えるコスパの良いモノを選びました。
炭八(すみはち)
炭八は、針葉樹の木材を原料としています。
一般的な炭より湿気を吸収する管が太いので、吸収できる容量も大きく、吸収するスピードも早いのが特徴です。
- 半永久的に使えるので買い替え不要
- 脱臭効果もある
- 薬剤を使用してない炭100%なので安全性もGood!
四角形のタイプ
僕は、四角形の小袋タイプを愛用中です。
ボックスの中に、スニーカーと一緒にいれて保管しています。
ただし、保管パックやジップロックに入れてスニーカーを保管している方にはおすすめできません。
四角形のタイプは、1番小さいサイズでも19センチ×19センチあるからです。
保管するボックスなどに余裕があるなら、個人的には1番おすすめしたい乾燥剤です。
長方形のタイプ
長方形の形をしたインソールの中に入れるタイプのモノもあります。
このタイプなら、スニーカーと一緒に保管パックやジップロックの中に入れることが可能です。
ただし、シューキーパーを入れることができなくなってしまうので注意してください。
なんでも除湿シリカゲル
なんでも除湿シリカゲルは、とにかく使い勝手がめちゃめちゃ良いです。
小さいサイズもあるので、どんな保管方法でもスニーカーと一緒に入れておけます。
さらに、天日干しをしたり、電子レンジで加熱すれば、繰り返し使用できるので経済的。
粒の色がブルーからピンクに変わったら取り替えのサインなので、定期的に確認するようにしましょう。
ちなみに、脱臭効果はありません。
シダードライ・ヒノキドライ
シダードライ・ヒノキドライという天然素材の乾燥剤を紹介します。原料は、レッドシダーというスギみたいな樹木です。
もう一方、ヒノキドライの原料は、名前の通りヒノキを使っています。
シダーもヒノキも除湿効果以外に、消臭や防虫の効果もあり、さらに天日干しをすれば繰り返し使える優れモノ。
【番外編】吸湿力の強い乾燥剤
繰り返しは使えませんが、吸湿力の強い乾燥剤を紹介します。コスパより性能を求める方におすすめな乾燥剤です。
強力乾燥剤 OZO
メーカー | KING(キング) |
商品名 | 強力乾燥剤 OZO |
成分 | 塩化マグネシウム、酸化マグネシウム |
持続期間 | 6~10ケ月 |
強力乾燥剤 OZOは、シリカゲルの4~7倍の吸湿力を持つ海水ミネラルを主成分とした天然系型の乾燥剤です。
即効タイプと超即効タイプの2種類があり、湿気を吸い込む速さに違いがあります。
持続期間は6~10ケ月で、繰り返し使えるわけではありませんが、吸湿力が強い乾燥剤を求める方におすすめです。
乾燥剤・除湿剤と保管パックを組み合わせると、さらに効果的!
保管パックやジップロックなどの密封できる袋の中に、スニーカーと一緒に乾燥剤・除湿剤を入れると、さらに湿気対策に効果的です。
個人的におすすめは、ジッパー式ポリ袋。
スニーカー用ではありませんが、しっかりと密封できて、サイズも大きいのでスニーカーの保管に使っています。
1枚あたり約20円なのでコスパも良いです!
湿気が低いときには換気も忘れずに
乾燥してて湿気が低い晴れた日に、箱やパックなどからスニーカーを出して換気をしましょう。
乾燥剤・除湿剤は、無限に湿気を吸い取れるわけではありません。定期的に換気をして、湿気が溜まらないようにする必要があります。
この喚起するタイミングで、乾燥剤・除湿剤を天日干しをするといいですよ。
乾燥剤・除湿剤は、スニーカーとセットで!
湿気は、スニーカーにとって最大の敵と言っても過言ではありません。
お気に入りのスニーカーを湿気から守るために、乾燥剤・除湿剤はスニーカーとセットで保管しましょう。
乾燥剤・除湿剤を使う、インソールの中シューキーパーを入れる、スニーカーを履くときには靴ベラを使うなど、少しのケアを積み重ねることで、スニーカーの持ちにかなり違いがでてきます。
今回、厳選して紹介した乾燥剤・除湿剤は、Amzonや楽天などで、かんたんに購入できるので、ぜひ試してみくださいね!
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